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欧巴桑(おばさん)

マシュマロを買ったお店で、レジの女の子が「ご自宅用でよろしかったでしょうか」と聞いてきた。
ああ、またか。
自分たちも高校生の頃ずいぶん大人を悩ませたと思うが、文法的に正しくない言葉遣いはどうも気になって仕方がない。嘆きながらもいつの間にか当たり前のように使ってしまう自分に気づいて苦笑することもあるのだが、接客の際によく聞かれるこの言葉はどうもダメだ。

で、ついに言ってしまった。
「あの、まだ何も言ってなかったと思うのですが」
「は?」
「よろしかったでしょうか、と確認されましたが、まだ何も言っていません」
「・・・ああ・・・」

あー、自分だけすっきりすればいい、というこのエゴ!
でもしばらくこれで耐えられそうだ(^^;

今まで聞いた中でもこれはないだろ、と思ったのが光が丘ハーゲンダッツ店員の言葉。列に並んでいる時に
「お客様、お召し上がりでよろしかったでしょうか~?」
お召し上がりって何?店内だろうと家でだろうと、食べるに決まってるじゃん。よろしかったでしょうか、といきなり言われたけど、まだなーんにも言ってないぞ。
違和感でいっぱい。
コンビニやファミレスのマニュアルにあるのだろうか、田舎でもこういう「丁寧なつもりがナンかヘンな言葉」が当たり前のようになってしまった。例えば料理が運ばれてきた時の
「こちらビビンバセットになります」
というやつだ。青虫の乗ったキャベツを持って来て「こちらモンシロチョウになります」というのならわかるが、これはすでにビビンバセットになっているのでは?

言語とは常に進化するものだ、と金田一先生が言っている通り、私達が正しいと思っている言葉も昔の人から見れば間違っている奇妙な話し方に聞こえるだろう。わたしは意地でも使いたくないが、「全然すごい~」はもう市民権を得ているような気がする。何の脈絡もなく出会い頭に「ってゆーかぁ、寒くない?」という会話もよく聞かれるようになってしまった。「超かっこいい!」「びみょー」に至っては、自分も使うようになってしまった(^^;(^^;(^^;
文法的に間違っている、とATOKにまで指摘される「ら抜き言葉」も、あと100年もすれば正しい日本語になり、辞書には
「食べられない(古語):食べれない、の旧式な言い方。昭和時代に話されていた言葉」
などと載るようになるかもしれないなあ。

かつて「今の若い者は」と嘆かれた世代が、今や同じ事をワカモノに言うようになってしまったでござるよ(^^;

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